首の痛み、手足の痺れなど衝突の後遺症がようやく軽快した。
頑健に生まれついたのはなによりの幸せと思う。父母からはヒステリー、せっかち、酒乱など負の遺産も受け継いだが、雑草の逞しさも同時に相続した。この丈夫な体は、金銭も美田も何一つ残さなかった両親からいただいた唯一の遺産である。
明日から再就職、まだまだ働けることを喜びとしたい。不足を言い始めたらきりがない。おそらく足るということはないであろう。とにもかくにも、ここにこうして飢えることなく恙無く生きている。憂いなく日々を送れることが何よりの幸せであると思う。
自分を「どうも、たいした人間ではないようだ」と達観したのは何歳であったろう。若い時はそれなりに、自負や野望も持ち合わせていたのだが、永い航路の間にすべてしぼんでしまった。劣等、無能力の私である。
幸いに周りも期待をしめさない。よい連れ合いと子供を持った。甘えるわけではないが、気負わず気取らず身の丈でゆっくりと老いていきたい。
為替市況。ユーロとポンドに泣かされている。先般とんとんとんと上昇して多少の余禄を得たので、降りてきたところで、ここぞと仕掛けた。ユーロ3枚、ポンド6枚。動かず膠着、もう三日になる。時には下げて肝を冷やす。2枚ロスカットされる始末である。常に柳の下に泥鰌がいるとは限らない。自戒すべし。
やっぱり自分で決めたルールはきっちり守らないといけません。欲に眼がくらむと碌な成り行きにはならない。

