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梅二升駄賃に貰ふ庭掃除

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龍門の滝(加治木)。鹿児島に滝は数多いがこれはその中でも特筆すべき一つ。規模は曽木の滝(大口)、水量なら大川の滝(屋久島)、姿は千尋の滝(屋久島)、連段なら八瀬尾の滝(川辺)。私はこれらを名づけて「鹿児島五滝」としている。



蒸し暑い日々が続いている。雨の晴れ間に畑に通って草取りに余念がない。それにしても感心するのは茅のたくましさ、根こそぎにしないとあれよあれよと言う間に草地に戻ってしまう。人間もかくありたい。踏まれても抜かれても芽を起こし一面を我が領地にしたいものだ。とは言うものの、他人を押しのけてとって替わるのは下司、人間ならばゆかしさも……。

前の記事の続きである。私は40前後から血圧が高く、ほって置くとどんどん上昇するので、医者の薦めで降圧剤を服用するようになった。ところが藪医者ばかりで血圧のコントロールというのがなかなかうまくいかなかった。医者にもいろいろいる。「薬はなるべく使わない」などと能書きを並べる医者やら、鼻から効能をを知らない医者やら。とにかく130程度に安定した血圧を保てる処方をする医者がいなかった。いろいろ検査はするが診療点数を上げるために行うとしか思えない。
こちらに越してきて近所の医院を掛かり付けにしたが、この医者は心電図を一目見て血相を変えた。「波形がおかしい」というのである。もともと係累に心臓病の病歴のある者もいないし、自覚症状もない。「何とおっしゃる、藪医者どん」と半信半疑で紹介状をもってしぶしぶ各種の検査を受けたのだが、
結局大当たりで冠動脈が詰まっていることがわかった。動脈硬化がすすんだのは、高血圧の常態化、30年にわたる暴飲暴食、喫煙、さらに自営の間の金繰りのストレスなどが重層的に重なったものだろう。心臓の一部が壊死しているからいびつに収縮する。その乱れが正常と異なる波形を産むのである。風船治療をほどこし、ステントを挿入して無事開通したが、もうもとの心臓には戻らない。
その後何人かの医者の診察を受け、心電図もそのたび取ったが、異常が読めた医者は一人しかいない。たいていは申告しないとわからないようだ。愛知では集団検診の翌日、産業医から緊急の呼び出しが掛かった。今にも救急車の乗せられそうな按配だったが、説明すると納得した。過重な労働でなければむしろ運動は薬だとのお墨付きを得た。
今春またまた近所の医者が経年検査が必要だと言うので、国立病院でMRTとレンチ検査をした。「また詰まりかけているかもしれない」という。「かもしれない」というのは、やっぱりカメラとワイパーを血管の中に入れないとはっきりしたことは言えないということらしい。
「一度でこりごりだからもうやらない」と断固拒否するが、取調室の刑事みたいにあの手この手で懐柔する。「まだ若いんだから…」と神さんやばあちゃんも巻き込んで、さながら家族帝国主義だ。
もう若かぁないよ。人生60年、ずいぶんと愉しませてもらった。
わたくし、思い残すことなど毛ほどもありませんから。天然自然に死なせてもらいますぅう。

コメント

懐かしい鹿児島の風景を楽しませて頂きました。ありがとう。これからもよろしくね(^^♪
【2008/06/01 13:20】 URL | 夢案内 #yOmmHoKE[ 編集]

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